Voicing in Oblivion
長崎出身のサウンドアーティストShuta Hirakiの2020年作。フィールドレコーディングが多く用いられた作品だが、抽象的な郷愁を強く喚起させる。故Mark Fisherの言う憑在論なのだろうか。しかし、SP盤から発せられたかのような”ソルヴェイグの歌”で、エーテルとしての亡霊が突如実体化して現れる。その瞬間が堪らなく気持ち良くて、何回も聴いてしまったアルバムだ。
長崎出身のサウンドアーティストShuta Hirakiの2020年作。フィールドレコーディングが多く用いられた作品だが、抽象的な郷愁を強く喚起させる。故Mark Fisherの言う憑在論なのだろうか。しかし、SP盤から発せられたかのような”ソルヴェイグの歌”で、エーテルとしての亡霊が突如実体化して現れる。その瞬間が堪らなく気持ち良くて、何回も聴いてしまったアルバムだ。