Mica Levi

Mica Levi

Ruff Dog

やっぱりこの人は天才なのかな?。本作の内容を一言で説明するなら”ガレージ・サイケ”です。若い人にはピンとこないと思うので余計な説明をすると、ロックの中でもかなりマニアックなジャンルで、”1960年代に車庫や倉庫で録音された自主制作のサイケデリック・ロック”の一群を指します。たいていの場合、録音状態は劣悪で、ガレージの空間がもたらす独特な反響音がリヴァーブ効果を生み、Lo-Fiかつアシッドな”雰囲気”がマニア心をくすぐる特殊なジャンルでもあります。なかにはテストプレスの1枚しか存在しない盤があって、高級車1台分くらいの値段がついたりします。ジャケットも手書きのものが喜ばれます。当時の録音環境とチープなアナログ機材が(無意識に)もたらした、”宅録”、”音響系”の元祖と言えるのかもしれません。でも、これを現代のデジタル機材で再現しようと思ったらなかなか難しい。スマホの一発録りでももっと綺麗な音になるでしょう。Mica Leviは音響を意識的に操作することで、当時の”雰囲気”を再現することに成功しています。しかもジャケットは手書きです。これをデジタル配信のみでリリースするという倒錯性。やはり確信犯です。Mica Levi、怖い女です。

UnknownOJI

from North Side Tokyo OJI, wiz LOVE.

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